SVPの取扱説明書
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作動の仕組み • ビデオプレーヤーのリスト • インストール及びアップデート • ライセンス認証 • フレームレートを増加させる • 映像のリサイズ • 黒色の帯を照明する • オンラインビデオを観る • アンビエント発光ダイオード照明 • 他の機能 • SVPの詳細設定 • 問題を解決する • よくある質問 |
Contents
SVPは、Windows, macOS及びLinuxプラットフォームに対応した人気のある多くのビデオプーレヤーに再生されるとき、映像の動きをより滑らかにするプログラムです。SVPの主な目的は中間フレームを追加して映像のフレームレートを増加させることです。このプロセスは動き補間、あるいはFRC (「frame rate conversion」、フレームレート変換)と呼ばれています。補間のおかげで映像の動的な鮮鋭性が改善し、物体の動きがより滑らかになります。
動作の仕組み
SVP は、ある対応したビデオプレーヤーに映像再生がスタートすると、動作中に映像処理する特別なソフトウエアモジュールをビデオプレーヤーに統合します。
SVPは、記録された映像のフォーマット、望ましい結果、ユーザーの個人的な嗜好またハードウェア仕様に応じてモジュールに中間フレームの算出オプションを伝えることによってモジュールを管理します。
SVPは追加の映像処理もできます。例えば
- 黒色の帯の検索及びクロップ
- 映像スケーリング
- 黒色の帯の照明
モジュールをうまく統合するため、同じユーザーアカウントでビデオプレーヤーもSVP も実行してください。例えば、Windowsで管理者権限でビデオプレーヤーを実行しても、SVPは管理者権限で実行しない場合、もしくは逆の場合、動作できません。
YouTubeまたCrunchyrollなどウェブサイトからウェブブラウザでビデオを再生する時に SVPは動作しません。このようなビデオのフレームレートを増加させるため、SVPに対応したビデオプレーヤーのいずれかでビデオストリームをオープンする必要とします。このためにSVPtubeモジュールが作成されています。「オンラインビデオを再生する」を参照してください。
ハードウェア要求
SVPは、セントラルプロセッサ(CPU)もグラフィックスプロセッサ(GPU)も利用されています。実施特徴のため、負荷の大部分をCPUが受けるので、ビデオのフレームサイズが大きければ大きいほど高性能のCPUが必要です。.
Video format | Minimum CPU requirements | Recommended CPU requirements |
---|---|---|
Less 以下 FullHD (DVD, HD Ready) | Intel Atomのシーリズ以外どんなプロセッサでも | Intel Pentium (コア2) |
Full HD (1080p) | Intel Pentium (コア2) |
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Ultra HD (4K, 2160p) | Intel Core i7 (コア4) |
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SVPは、 グラフィックスプロセッサ(GPU)を利用せずに動作できますが、この際に中間フレームの算出の質が悪化するし、CPUの性能に対して要求もより厳しくなります。そのため、GPUを利用することを強く推奨します。その性能は高くなくてもかまいません。例えば、6型番のIntel Coreのプロセッサに組み込んだGPUが4K@60 fpsまで中間フレームを算出できます。
madVRまたmpvで「opengl-hq」のモードなど上質のビデオレンダラー(「renderer」)を使用する際、ミッドレンジの専用のGPUを必要とします。
ソフトウェア要求
SVPが動作するには、オペレーティングシステムが次のいずれかが必要です。
- Microsoft Windows XP以降。mpv、VLCまたSVPtubeの場合、少なくWindows 7が必要です。
- Apple macOS 10.11 「El Capitan」以降。
- 2015年版より以前の Linux 64-bit版で、Ubuntu 16.04が望ましいです。
すべてのビデオプレーヤーに対応したSVPの完全版をインストールするには、200MBのディスク空きスペースが必要になります。
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